日本人は働きすぎのようだ
今日の新聞に「いそがし」という水木しげるの妖怪について書かれていた
いそがしは、暇な人にとりついて、その人が忙しく動き回ることで楽しんでいた。
しかし、昔は出番があってよく楽しんでいたが。今は、忙しくしている人が
ほとんどで出番がなくて寂しくしているらしい。
日本人は、忙しく働いているとどこか安心するところがある。
私もそうであったから良くわかる。会社で働いていた時は、朝は7時に出社し
夜は10時が普通であった。この生活を30年もよく続けたと自分に感心する。
働くことに生きがいがあったのだから、それはそれで良かったのだが、
これ以上続けなくてもいいかなと思い、定年前に辞めて今は自由な生活を
満喫している。
日本人は、忙しさから、心までが疲れてしまっている人も増えているよう
なので、そんなひとは、少し休養したり、好きなことをしてリフレッシュする
ともっと自分が良く見えてきたりするものだ。
「いそがし」も暇にしているので、たまには楽しませてあげてもいいかも
しれない。